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織成月茶会~4月~②
織成館の素敵なお座敷と雨でしっとりとしたお庭。
こんな素敵な空気の中で、一日中お茶を差し上げるという贅沢
完全!ということは何事にもありませんが、いま出来ることを、スタッフ一同と何度も確認しながら、相談しながら、変更しながら、この日を迎えました。
お客さまも一座建立のお気持ちを大切にしていただき、ご協力くださいました
それもこれも、この空気を守り絶やさないために… -
織成月茶会~4月~①
織成月茶会 〜4月〜
京都西陣の織成館にて、4月より月釜が始まりました。
利休さんのお命日の28日に釜が掛けられます。お席からそのまま織成館へ。
素敵なお部屋で、気持ちの良いお茶を差し上げるご縁を賜りました。他のお席のお客さまとすれ違うことのない動線。
密を避けるための2つの待合。事前予約制で、お越しくださるお時間もお守りくださったお客さまに感謝
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イタリアン牡蠣茶事
イタリアン牡蠣茶事
2/12はイタリアンのペルドマーニさんに牡蠣を中心に懐石を作っていただきました


牡蠣の下仁田ネギのムースやら牡蠣のグラタン
イタリアンのお料理ではありませんが、牡蠣フライも作っていただきました



牡蠣フライ
和気藹々
旬のお料理をいただきながら、楽しいひとときでした♪牡蠣をご堪能いただき、太宰府の藤丸さんから当日届いたお菓子

蓬莱山
素材の優しいお味がそこココと感じられました
銘は蓬莱山…待合での香煎も蓬莱茶!親鸞聖人のご絵伝にも宝来が登場!極め付けはお正客が安盛宝来堂
寺町のお店は蓬莱堂ですが、ご先祖のために富岡鉄斎が書かれた『宝来』に因んで奥のお茶室は宝来堂らしいです
お正客さまにて豊富な話題に沢山の撮影
体硬いのにペロバウワーの真似事まで…

八面六臂のご活躍の宝来堂さまでした
感謝感謝

今年はコロナのこともあり、この日が唯一の初釜趣向となりましたので、一富士二鷹三茄子も登場して、旧暦のお正月であるこの日を、ご連客の皆さまと一緒にお茶を楽しめたことを心から感謝しております



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淡路 智積寺でお茶会
12/6は淡路の智積寺さまの開山忌茶会を勤めさせていただきました
暖かく晴天に恵まれまして、お部屋を開け放して皆さまに喫茶時以外はマスクの着用をお守りいただき、おかげさまで全てのお席で気持ちよくお茶を差し上げることができました
ありがとうございました
開山のお上人を偲んで床には絵因果経の降魔成道の図を掛け、藪内流のお席ということで、取り合わせは義兄弟の織部を感じていただきつつ、主茶碗にはひょうげスタイルになびくことなく利休スタイルを貫いた三斎の上野の筒を選びました。優ちゃん(愚息)には酷な点てにくい筒茶碗でしたが、意図を楽しんでくれたようです。ステキなお客さまに恵まれ、あっという間の6席でした。一席一席に変化があり、楽しい一日でした。
そして、朝の柔らかな日差しから、日が暮れてしっとりとしたお席まで、智積寺さまのステキな空間を楽しませていただきました

とにかく若い2人のお水屋さんがテキパキと動いてくださり、ぼくは濃茶の点前とお喋り(喋りすぎ
)に徹することが出来ました

時節柄、回し飲みから各服にお客さまの変更がありましても、即座に対応してくださり、あらゆることに目を配ってくださいました
お席によってお茶碗やそのお出しする順番なども細かく対応してくれて…
お若いのにすごいなぁ〜
ホントに感謝
2人がいなければお席は成り立ちませんでした
智積寺さまにも走り回っていただきました。皆さまに助けられて、楽しいお席にしていただきました
誠にありがとうございました


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つるやさん最後のお菓子でお茶会
昨日はこの日3代100年の老舗を閉じられた、神戸のつるや本舗さんの最後の営業日。
年長さんとお茶会をし、職員にも全員味わってもらいました。まずは和気藹々と、ご挨拶の練習を楽しんでしてくれました
夕刻からは、『つるや本舗』さん最後のお菓子をいただく茶会をいたしました
ありがたいことに、遠くは当日にfacebookの記事に気づき車に乗り込んで広島からお越しのお方や、久しぶりにお会いした奈良の茶人さんなど、ゾロゾロとお仕事終わりにお越しくださいました
ワイワイと楽しい会となりましたが、芳名帳を書いていただくのも、写真を撮るのも忘れておりました

しかし本来は、のめり込んでその場を本気で楽しむことが出来るのが一番でしょうね
本番より、facebookの記事の方が楽しそうに映ることのないように、これからもガチで楽しいのをやっていきたいです

ワイワイが楽しい企画モノ
景色や知識を楽しむオトピク
陶工の妙を楽しむやきもん勉強会
静寂を楽しむ茶事のお濃茶
いろんな楽しみを支えてくださったつるやさんに感謝の気持ちでいっぱいです



